【2025年最新版】LINE公式アカウントの全機能一覧と活用ポイント
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LINE公式アカウント 機能の種類は多いけれど、どれを使えばいいのか分からない…
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どの機能をどう活用すれば集客や売上アップにつなげられるのかイメージできない…
そんなお悩みありませんか?
3年以上LINEマーケティング事業をしてきた私が、LINE公式アカウントの機能と活用ポイントについて解説します!即売上に繋がるポイントも話してますので、ぜひ最後まで読んでください↓
LINE公式アカウントとは?
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LINE公式アカウントは、企業や店舗がお客様と直接コミュニケーションできるLINE上のビジネス向けアカウントです。
2019年までは「LINE@(ラインアット)」と呼ばれていましたが、現在は名称が統一されています。
LINE公式アカウントを利用すると、
- メッセージの一斉配信
- 1対1のチャット対応
- クーポン配布
など、様々な機能を通じて効率的にユーザーと繋がることができます。
メルマガを使っている企業は多いですが、メルマガの平均開封率は約20%程度と言われています。マーケティング効果が高いとはいえません。
一方でLINEの開封率はメルマガの約3倍の約60%だと言われています。
基本機能はすべての料金プラン(無料プラン含む)で利用可能であり、誰でも手軽に始められます。
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機能の使い方次第で集客や販促に大きな効果を発揮するため、初心者の方もしっかり活用方法を押さえておきましょう。
ここでは、LINE公式アカウントで利用できる主要な機能とその活用ポイントを初心者向けにわかりやすく解説します。
LINE公式アカウントの基本機能一覧
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メッセージ配信(一斉配信・セグメント配信)
「メッセージ配信」は、LINE公式アカウントから友だち追加してくれたユーザー全員、または特定の条件で絞り込んだユーザーに対して一斉にメッセージを送信できる機能です。
テキストだけでなく、画像・スタンプ・クーポン・アンケート(リサーチ)など様々な形式のコンテンツを配信できます。
また、配信先は「すべての友だち」だけでなく、ユーザー属性や利用状況に応じて絞り込んで送る「セグメント配信(ターゲティング配信)」も可能です。
メッセージ配信では内容とタイミングが重要です。
プッシュ通知でリアルタイムに情報が届く強みを活かし、新商品発売日や予約開始の案内などタイムリーな情報を送ると効果的です。
さらにセグメント配信を使ってユーザーに合わせた情報を届ければ、より高い反応が期待できます。
1対1チャット(トーク対応)
LINE公式アカウントには、ユーザーと1対1でやりとりできる「チャット」機能があります。
ユーザーがアカウント宛にメッセージやスタンプを送ってきた場合、管理画面上で個別に返信することが可能です。
普段のLINEと同じ感覚でトークできるため、問い合わせ対応や顧客サポートにも活用されています。
また必要に応じて無料の音声・ビデオ通話(LINEコール)に移行してやり取りすることも可能です。
チャット対応はレスポンスの速さが鍵になります。
すぐに返答できない時は後述の自動応答を活用して質問への即時回答や受付メッセージを用意しておきましょう。
また、複雑な問い合わせはチャットから電話に切り替えることでスムーズに対応できます。
応答メッセージ(自動応答・チャットボット)
「応答メッセージ」は、ユーザーからメッセージが届いた際に自動で返信する設定です。
あらかじめキーワードに対する回答や、営業時間外に送る定型メッセージを登録しておくことで、即座に自動返信できます。
例えば「営業時間」というキーワードに対して「本日の営業時間は○時〜○時です」と自動返信する、といった設定が可能です。
応答メッセージにより、スタッフ不在時でもユーザーを待たせず対応できます。よくある質問はキーワード応答で自動化しましょう。
ただし全てを自動化しすぎず、人手でのフォローも組み合わせることで機械的になりすぎない運用が大切です。
リッチメニュー
「リッチメニュー」は、トーク画面下部に表示できる画像ボタン形式のメニューです。
最大6か所のタップ領域を設定でき、各ボタンに
- WebサイトのURLの表示
- クーポン画面の表示
- トークへのメッセージ送信
など様々なアクションを割り当てられます。
ユーザーはリッチメニューから直感的に操作できるため、公式サイトや予約ページへの誘導などに活用できます(例:飲食店なら「予約」「クーポン」ボタンを設置)。
リッチメニューを設定しておくことで、ユーザーがトーク画面を開いた際にすぐ目的の情報へ誘導できます。
キャンペーンや季節に合わせて内容を更新し、ユーザーの興味を引くデザイン・配置に工夫することで、リンク先への誘導率アップが期待できます。
クーポン・抽選機能
LINE公式アカウントでは、ユーザーに対してお得なクーポンを発行・配布できます。
クーポンは割引券や特典チケットとして利用でき、友だち追加の特典やリピーター促進施策として効果的です。
また、抽選機能を使えば当選・ハズレ付きのくじ引きキャンペーンも実施可能です。
例えば「その場で当たる割引クーポンくじ」といった抽選イベントをLINE上で展開でき、参加したユーザーにランダムで当たりメッセージや特典クーポンを配布できます。
クーポンは来店や購買の強力な誘引になります。友だち追加直後にウェルカムクーポンを配布したり、誕生日クーポンを送ったりして定期的に特典を提供すると、ユーザーの利用頻度アップにつながります。
抽選キャンペーンはゲーム性があるため話題性を生み、新規友だち獲得にも効果的です。
ショップカード(ポイントカード)
「ショップカード」は、LINE上で使えるデジタルポイントカード機能です。
紙のスタンプカードの代わりに、来店や購入のたびにスタンプ(ポイント)をLINE上で付与できます。一定数のスタンプが貯まると自動で特典クーポンを発行する設定も可能です。
例えば「スタンプ10個で次回500円オフ」といったロイヤリティ施策をLINEだけで完結できます。
紙のカードと違い、ユーザーがカードを忘れたり紛失したりする心配がないため利用率向上が期待できます。
また、ユーザーごとのポイント蓄積状況は管理画面で把握できるので、来店頻度に応じたマーケティング施策の検討にも役立ちます。
ショップカードによってリピーターの定着率アップが狙えます。「○回来店で特典」のように明確な目標を設定し、ユーザーの継続利用を促しましょう。
紙のカード運用に比べ手間が省け、利用データも蓄積できるため効果検証や施策改善もしやすくなります。
その他の便利機能
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LINE VOOM投稿(タイムライン投稿)
「LINE VOOM」投稿は、LINEアプリ内のタイムラインに写真や動画などのコンテンツを投稿できる機能です。
友だち登録しているユーザーは公式アカウントをフォローすることでVOOM上の投稿を閲覧できます。
リサーチ(アンケート)機能
「リサーチ」は、LINE上でアンケートフォームを作成して配信し、ユーザーから回答を集められる機能です。
選択式や自由回答形式の質問を設定でき、商品満足度の調査やニーズの把握に役立ちます。回答結果はリアルタイムで集計されるため、ユーザーの傾向を手軽に分析可能です。
アンケートはユーザー参加型の施策として有効です。
集まったデータは配信内容や商品の改善に活かしましょう。ユーザーの声を反映させることで満足度向上につながります。
※自由回答形式のアンケートを利用するにはアカウントの認証が必要です。
分析(Analytics)機能
「分析」は、管理画面上で友だち数の増減、メッセージの開封率やクーポン利用数など様々なデータを確認できる機能です。
こうした数値をもとに配信内容を改善したり効果測定を行うことで、LINE公式アカウント運用のPDCAを回せます。
配信後には必ず分析画面で結果を振り返り、次の施策に活かしましょう。
反応が良かった内容は継続・強化し、反応がいまひとつだった場合はターゲット設定や内容を見直すことで、運用効果の改善につながります。
メンバーシップ(月額会員サービス)
「メンバーシップ」機能は、LINE公式アカウント上で月額課金制の会員サービスを運営できる機能です。
アカウント管理画面から有料プランを作成し、加入したメンバーだけに限定コンテンツや特典を配信できます。
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とはいえ、手数料が売上の10%と高いのであえて利用しなくてもいいですね。おすすめはstripeです。決済手数料が3.6%と業界最安値水準ですし、審査もカンタンにすぐ使えるようになります。
下記公式サイトをチェックしてみてくださいね。
マーケティングに役立つその他のオプション機能
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友だち追加広告(LINE Adsによる集客)
「友だち追加広告」は、LINE上で公式アカウントの友だち(フォロワー)を効率よく増やすための広告配信機能です。
管理画面からターゲットや予算を設定して出稿でき、興味を持ったユーザーをワンタップで友だち追加に誘導します。
友だち追加広告を使えば短期間でフォロワーを増やせます。
ただし利用にはLINE公式アカウントが認証済みである必要があります。広告費を無駄にしないよう、精度の高いターゲティング設定と魅力的な広告内容を心がけましょう。
来店予約機能(LINEで予約)
「来店予約」機能により、LINE公式アカウント上で美容院や飲食店などの予約を直接受け付けることができます。
他の予約サイトや電話を使わずLINE内で完結できるため、ユーザーの手間を減らせます。
あらかじめ対応する予約システムと連携設定を行えば、予約受付から予約確認、リマインド通知まで自動化することも可能です。
LINE上で予約を完結できるようにすることで、特に電話予約を敬遠しがちな若い世代からの予約率向上が期待できます。
ただし業種に適した外部システムとの連携が必要になる点に注意しましょう。
この他、開発者向けの「LINE Messaging API」を利用すれば、独自のチャットボット連携やシステム連動などより高度な機能拡張も可能です。
LINE公式アカウントの料金プラン(2025年最新)
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プラン名 | 月額料金 | メッセージ送信可能数 |
---|---|---|
コミュニケーションプラン | 無料 | 月200通まで |
ライトプラン | 5,000円 | 月5,000通まで |
スタンダードプラン | 15,000円 | 月30,000通まで |
どのプランでも利用できる機能は同じですが、無料で送信できるメッセージ通数の上限だけが異なります。
友だち数や配信頻度が増えて無料プランでは足りなくなった場合は、適宜有料プランへのアップグレードを検討しましょう。
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月200通の配信数で収まることはないので、基本的にはライトプラン以上での運用になるかなと思います。
まとめ:LINE公式アカウントの機能をフル活用しよう
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LINE公式アカウントには多彩な機能が揃っており、工夫次第でマーケティング効果を大きく高められます。
初心者の方もまず基本機能から試し、慣れてきたらアンケートやチャットボット連携など応用機能にも挑戦してみましょう。
これらの機能は単独で使うより組み合わせて活用することで相乗効果が生まれます。
例えば、友だち追加広告で集めたユーザーにウェルカムクーポンを配信し、リッチメニューで詳細情報を提供するといったサイクルを回すことで、LINE公式アカウントは有力な集客・販促ツールになります。
2025年現在も新機能の追加やアップデートが続いており、LINE公式アカウントは進化しています。
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常に最新情報をチェックしながら、これらの機能を最大限活用してユーザーとのコミュニケーションを深めてください。
この記事を読んで
- LINE公式アカウントだけでは出来ることがかなり少ないな
- メルマガも会員サイトもLP作成もできるマーケティングツールないかな
と思われた方はUTAGEがおすすめです。
下記から詳しく見れますので、読んでみてくださいね↓
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