UTAGE構築代行で失敗した話
shirakawa
しらかわのUTAGE攻略ブログ
エルメとUTAGEの乗り換え完全ガイド：違い・移行手順とデータ引継ぎの注意点
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エルメから最近話題のUTAGEに乗り換えたい！
でも、どうやってやればいいかわからない…
そんなお悩みありませんか？
現在、LINEマーケティングツールのエルメ（L Message）を利用中で、新たにUTAGE（ウタゲ）への乗り換えを検討している方へ、本記事ではその完全ガイドをお届けします。
この記事を読めば、エルメからUTAGEへのスムーズな移行に必要な知識とポイントがしっかりと把握できるでしょう。
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LINE構築事業2期目年商1,500万円｜現在3期目｜オンライン講座開発・LINEマーケ売上実績①不動産投資コンサル500万超②ブログ講座258万超③不動産営業コンサル月600万円etc ｜マーケ支援累計30社超｜株式会社Glenn代表 ｜UTAGE構築代行・Lステップ構築代行お受けしております。
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Contents
エルメとUTAGEの基本比較
エルメとは？特徴とメリット
エルメ（L Message）は、LINE公式アカウントの機能を拡張し、マーケティングに活用するためのツールです。
株式会社ミショナが提供するこのサービスは、LINEマーケティングに特化したオールインワンツールとして知られており、Lステップと並んで多くの企業や事業主に利用されています。
エルメを使うことで、通常のLINE公式アカウントではできない高度な配信や顧客管理が可能になり、顧客とのコミュニケーションを自動化・最適化できます。
エルメの主な特徴やメリットをいくつか挙げてみましょう。
ステップ配信・シナリオ配信
ユーザーの登録から一定の時間経過後に自動でメッセージを送るステップ配信や、条件に応じてシナリオ（シークエンス）を進めるシナリオ配信が可能です。
これにより、ユーザーごとに最適なタイミングで情報提供ができます。
豊富な拡張機能
LINE上で予約受付や決済ができる予約機能・決済機能、自動応答を行うチャットボット機能、友だち追加経路を分析できる流入経路分析など、集客や販売を支援する多彩な機能が備わっています。
顧客管理とセグメント配信
友だち（顧客）情報にタグを付けて属性ごとに管理したり、特定の条件で絞り込んだ相手にだけ一斉配信を行うこともできます。
これにより、興味関心に合わせたセグメント配信が簡単に実現できます。
無料プランの提供
エルメには月間1,000通の配信まで無料で使えるフリープランがあり、初期費用ゼロで試用を開始できます。
必要最低限の利用であればコストをかけずに運用できる点も魅力です。
このように、エルメはLINE公式アカウント運用における心強いパートナーであり、個人から大企業まで幅広いユーザーに採用されています。
特に「LINEのメッセージ配信に特化してしっかり運用したい」という場合に適したツールと言えるでしょう。
UTAGEとは？特徴とメリット
UTAGE（ウタゲ）は、LINE配信の機能にとどまらず、オンラインマーケティングに必要な機能を一括で提供するオールインワン型のマーケティングプラットフォームです。
UTAGE一つで、見込み客の獲得から販売、フォローまでを包括的に実施できるのが最大の特徴で、中小企業や個人事業主などスモールビジネスの支援を目的に設計されています。
UTAGEの主な機能・メリットとして、以下のような点が挙げられます。
マルチチャネル対応
LINEメッセージ配信はもちろん、メール配信やSMS配信にも標準対応しています。
これにより、顧客に応じて最適なチャネルで情報提供が可能になり、LINEに偏らない多角的なアプローチができます。
ファネル構築とLP作成
見込み客を集客し商品購入に導くまでの一連の流れ（マーケティングファネル）を構築できます。
ランディングページ（LP）作成機能も備わっており、Web上での集客から販売までをUTAGE内で完結できます。
自動ウェビナー機能
ウェビナー（オンラインセミナー）を自動化する機能があり、事前に録画した動画コンテンツを指定のスケジュールで配信することで、ライブに頼らずともセミナー形式の訴求が可能です。
オンライン講座・会員サイト機能
有料のオンライン講座や会員限定サイトをUTAGE上で開設し、管理することができます。
コンテンツ販売やコミュニティ運営をシームレスに行えるため、LINEで集めた見込み客に対して深い関係構築や収益化にもつなげられます。
決済連携・商品販売
クレジットカード等の決済システムと連携して、商品やサービスの販売をUTAGE上で行えます。
ユーザーはLINEやメールで案内を受け、そのままオンライン決済で購入まで完了できるため、スムーズな購買体験を提供できます。
管理効率とチーム利用
複数担当者で運用する際のユーザー権限管理（スタッフ追加）にも対応しており、チームでマーケティング活動を行う場合でも情報共有や役割分担がしやすくなっています。
このようにUTAGEは、LINEだけでなくウェブやメールを含めた総合的なマーケティング活動を1つのプラットフォームで実現できる点が大きな魅力です。
UTAGEについてもっと詳しく知りたい、という方はこちらもチェックしてみてくださいね↓
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エルメとUTAGEの主な違い
では、エルメとUTAGEには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
両者の違いをいくつかのポイントに分けて整理します。
提供範囲の広さ
エルメがLINE公式アカウントの拡張・運用に特化しているのに対し、UTAGEはLINE運用に加えてメール・LP作成・セミナー・会員サイトなどマーケティング全般をカバーしています。
主な機能の比較
LINEに関する配信機能自体は、エルメもUTAGEもほぼ同等に備えています。
たとえば、
- 一斉配信
- ステップ配信
- シナリオ（シークエンス）配信
- 友だち情報のタグ管理
- リッチメニュー作成
- 個別チャット対応
など、LINEマーケティングで必要となる基本機能は両者とも利用可能です。
ただし細かな点でいくつか違いもあります。
例えば、エルメでは友だちに対してLINEのスタンプを送ることができますが、UTAGEではスタンプ送信機能がありません（もっとも、スタンプ送信はマーケティング上の重要度が高くないため、大きな問題にはならないでしょう）。
リッチメニューのカスタマイズ性も、エルメの方が自由度が高いものの、UTAGEでもテンプレートを用いたデザイン作成が可能です。
料金プランとコスト
両者とも初期費用はかかりませんが、月額料金の体系に違いがあります。
エルメには無料で使えるフリープランが用意されており、まずはコストをかけずに試してみたいという場合に適しています。
エルメの有料プランは
- スタンダードプラン（月額約10,780円）
- プロプラン（月額約33,000円）
があり、プロプランでは全機能が無制限に利用可能です。
UTAGEの有料プランは
- ライトプラン（月額約9,700円）
- スタンダードプラン（月額約21,670円）
があり、全機能を利用するにはスタンダードプランへの加入が必要です。
最上位プラン同士で比較すると、UTAGEスタンダードプランの方がエルメ・プロプランより月額費用が約1万円以上安く、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、配信通数や利用機能が少ない場合はエルメのフリープランやスタンダードプランで十分賄えるケースもあるため、自社の規模や用途に合わせた選択が重要です。
運用のしやすさ
機能範囲が広いUTAGEは、その分覚えることや設定項目も多く、初めて使う際にはやや学習コストがかかる傾向があります。
一方エルメはLINEに特化している分、機能が限定的で分かりやすく、シンプルに使い始めやすいという利点があります。
「色々なマーケティング施策を一元管理したい」のか「LINE運用だけに集中したい」のかで、感じる使いやすさは異なるでしょう。
また、エルメのプロプランではスタッフアカウントを無制限に追加可能なのに対し、UTAGEでも複数人での管理はできますがプランによる制限がある可能性があります（一般的な小規模運用であれば大きな問題にはなりません）。
以上がエルメとUTAGEの主な違いです。
まとめると、
LINEマーケティングに特化したシンプルさと一部高度な分析機能を求めるならエルメ
LINEを含む多様なチャネルでマーケティング全体を効率化したいならUTAGE
といった使い分けになります。
現在エルメを使っていて物足りなさを感じている点が、UTAGEではどのように解消できるかを考えてみると、乗り換えの判断材料になるでしょう。
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UTAGEに乗り換えるメリット
オールインワンによる業務効率化
UTAGEへ乗り換える最大のメリットの一つが、オールインワンツールによる業務効率化です。
エルメの場合、LINE上の施策はカバーできますが、メール配信やウェブ上でのリード獲得には別途メルマガスタンドやLP作成サービスが必要でした。
UTAGEに乗り換えれば、そうしたバラバラの機能が一つのプラットフォームに統合されます。
例えば、これまで
「LPでメールアドレスを取得→メルマガ配信→LINEにも通知→ウェブセミナー開催→商品販売」
という一連の流れを複数のサービスで行っていた場合でも、UTAGEなら単一の環境内で完結できます。
また、データが一元化されることで、顧客の行動履歴や購買状況を容易に把握できるようになり、分析や施策改善も効率的に行えるでしょう。
複数ツール統合によるコスト削減
オールインワンであることは、経営面でもコスト削減につながります。
エルメを含むLINE配信ツールに加え、メルマガ配信システム、ウェビナーサービス、会員サイト構築システム、決済サービスなど、別々に契約すればそれぞれ月額費用が発生します。
複数のツールを利用する場合、その合計コストは馬鹿になりません。
特に、エルメのプロプラン相当の機能を使いこなしている場合、UTAGEスタンダードプランへの移行によって月額費用を下げつつ他の機能も追加で享受できるケースもあります。
また、ツールが一本化されていることで請求や支払い管理もシンプルになり、経理・事務作業の面でも負担軽減となるでしょう。
もちろん、実際のコスト比較は現在利用中のサービス構成によりますが、一般的にUTAGEへの乗り換えで複数サービスの契約が不要になれば、その分の費用は削減できます。
加えて、UTAGEには無料試用期間があるため、乗り換え前に機能を試して自社に本当に必要なプランか見極められる点も経済的なメリットと言えます。
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ウェビナー・会員サイト機能で広がる活用範囲
UTAGEに乗り換えることで得られるもう一つの大きなメリットが、新たなマーケティング施策に挑戦できる環境が整うことです。
例えば、今までLINEで集めた見込み客に対してテキストや画像ベースの情報提供が中心だったところを、UTAGEの自動ウェビナー機能を活用して動画による商品プレゼンやオンライン講座を配信すれば、より訴求力の高いアプローチが可能です。
また、会員サイト機能を使えば、顧客限定のコンテンツ配信やオンラインコミュニティの形成も手軽に始められます。
UTAGEは新機能のアップデートも積極的に行われており、最新のマーケティング手法にも対応しやすいプラットフォームです。
「LINE配信だけでは実現が難しかったこと」に取り組めるようになるという点で、UTAGEへの乗り換えは単なるツール変更に留まらず、ビジネスの成長機会を大きく広げてくれるはずです。
UTAGEへの移行手順
UTAGEアカウントの登録と初期設定
それでは、実際にエルメからUTAGEへ乗り換える具体的な手順を見ていきましょう。
まず行うべきは、UTAGEで利用するためのアカウント登録と初期設定です。
以下のステップに従って準備を進めます。
UTAGEスタンダードプランの申し込み方法を、カンタン3ステップで解説しますね！
1つ1つ説明を読みながら、一緒に作業して申し込みを完了させましょう！
Step1: UTAGE公式サイトで申し込みページを開く
下記URLをクリックしてUTAGE公式サイトにアクセスしてください。
UTAGE公式サイト：https://utage-system.com/
ページの一番下までスクロールすると「今すぐ14日間無料でUTAGEを試す」といったボタンが設置されているので、それをクリックしましょう。
このボタンをクリックするとUTAGEの無料体験申し込みフォームに移動します。
Step2: 必要事項を入力し、申し込みを完了させる
申し込みフォームに名前、メールアドレス、電話番号など必要事項を入力し、さらに支払いに使用するクレジットカード情報も入力します。
14日間無料体験があるので、期間内までに解約すれば費用は一切かかりませんのでご安心ください。
必要情報を入力し終えたら、最下部『注文を確定する』をクリックすれば申し込み完了です。
Step3: 届いた確認メールからログイン情報を取得
フォーム送信後、登録したメールアドレス宛にUTAGEから申し込み確認メールが届きます。
メールにはUTAGEのログインURLと、初回ログイン用のメールアドレス・パスワードが記載されているので確認しましょう。
メール内の指示に従い、UTAGEのログイン画面でメールアドレスとパスワードを入力するとマイページにログインできます。
以上で申し込み手続きは完了です。公式サイトからアカウント登録～ログインまで5分もあれば完了します。あとはUTAGEの機能を14日間無料で存分に試してみましょう。
続いて、LINE公式アカウントの連携をエルメからUTAGEへ切り替える作業に移ります。
LINE公式アカウント連携の切替（エルメからUTAGEへ）
エルメからUTAGEへの乗り換えにおいて最も重要なステップが、LINE公式アカウントの連携先をエルメからUTAGEに切り替えることです。
下記マニュアルに沿って、新たにUTAGEとLINE公式アカウントを接続すればUTAGEと連携させることができます。
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この切替作業が完了すれば、今後のLINE公式アカウントからのメッセージ配信はUTAGE経由で行われることになります。
友だちからの返信などもUTAGEの管理画面で確認・対応できるようになりますので、新しい環境に徐々に慣れていきましょう。
エルメとの接続を解除したらエルメから配信を行うことはできなくなりますので、注意が必要です。
エルメで構築したシナリオの再設定
LINE公式アカウントの連携をUTAGEに切り替えただけでは、エルメで運用していたシナリオ（自動メッセージのフロー）やステップ配信の仕組みはそのまま移行されません。
少々手間に感じるかもしれませんが、大切なポイントですので順を追って進めましょう。
現行シナリオの洗い出し
まず、エルメで現在動いていたシナリオや自動メッセージの流れをすべて洗い出します。
- ウェルカムメッセージ
- ◯日後に送っていたフォローメッセージ
- 特定のキーワードに反応していた自動応答
など、エルメ上で設定していたあらゆる自動化フローを書き出しましょう。
エルメの管理画面でシナリオ一覧やステップ配信の設定画面を確認し、必要ならスクリーンショットやメモを取っておきます。
UTAGEでのシナリオ再構築
次に、UTAGEの管理画面でLINE配信またはファネル機能の中にあるシナリオ設定を行います。
先ほど洗い出したシナリオごとに、
- UTAGE上でトリガー（例: 友だち追加時、特定のリンククリック時など）
- アクション（送信するメッセージ内容、タイミング）
を設定していきます。
エルメで使用していたメッセージ文面はコピー＆ペーストで再利用できますが、UTAGEの機能を活かして内容を改良できないかも検討してみましょう。
（例えば、エルメではできなかったメール送信を途中に組み込む、など）
タグや属性情報の移行設定
シナリオに関連して、エルメで付与していた友だちへのタグ（ラベル）や属性情報もUTAGE側で再設定する必要があります。
エルメから直接タグ情報をインポートすることはできないため、必要に応じてエルメからCSV形式で友だちリストをエクスポートし（タグ情報付きで出力できる場合）、それを見ながらUTAGEにて該当ユーザーにラベルを付け直す作業を行います。
シナリオ動作テスト
全ての主要なシナリオをUTAGE上で設定し終えたら、想定通りに動作するかテストしましょう。
自分自身や協力スタッフのLINEアカウントを一時的にテスト対象にして、新規友だち登録から一定日数後のメッセージ配信、キーワード応答の挙動などを順番に確認します。
問題が見つかれば、UTAGEの設定画面で該当箇所を修正して再度テストします。
シナリオの再設定が完了し正しく動作するようになれば、エルメで行っていた自動化の大部分をUTAGEに引き継げたことになります。
ここまでできれば、日々のLINE配信業務はほぼUTAGE上で滞りなく行える状態になっているでしょう。
やり方はわかったけど、正直ここまでの作業をやるのは大変だな…
自分ではやりたくない…
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データ引継ぎの注意点
引き継げないデータとその対処法
エルメからUTAGEへの移行に際し、念頭に置いておくべきなのがデータ引継ぎに関する注意点です。
以下に、引き継げない主なデータと対処法を挙げます。
シナリオ設定・配信予約
前述の通り、エルメ上のシナリオやステップ配信の設定内容はUTAGEに引き継がれません。
対処法は、手動でUTAGE上に同等のシナリオを作り直すことです。
また、エルメで配信予約を入れていたメッセージがある場合、それもUTAGEには移りませんので、必要であればUTAGE側で改めて予約登録しましょう。
友だちへのタグ・属性情報
エルメで友だちに付与していたタグや顧客ランク、スコアリング情報などはUTAGEには引き継がれません。
必要に応じて、エルメから友だちリストをエクスポートし、どの友だちにどんなタグが付いていたか記録しておきます。
その上で、UTAGE側でタグ機能を用いて手動で情報を再付与するか、一斉配信等を活用してユーザー自身に再回答してもらう形で取得し直す工夫が必要です
例: 以前アンケートで取得していた顧客属性を改めてUTAGE上で質問し直す
統計データ・レポート
エルメ上で蓄積されていた開封率・クリック率、過去の配信結果、友だち増加数の推移グラフなどの分析データも、UTAGEには移行されません。
これらが必要な場合は、エルメの画面をキャプチャして保存したり、Excelにコピー＆ペーストするなどして記録を残しておきましょう。
対話履歴
ユーザーとの1対1のチャット対話履歴も、エルメ側のシステムには残っていますがUTAGEにはコピーされません。
重要な会話履歴がある場合は、そちらもテキストで書き出すか、必要に応じてエルメでスクリーンショットを取って保存しておくと安心です。
以上のように、エルメに蓄積されたデータでUTAGEに持っていけないものは少なくありません。
そのため、移行作業前に必要な情報は漏れなくバックアップし、UTAGE上で再設定・再取得する計画を立てておくことが重要です。
弊社で移行サポートを行う際には、スプレッドシートに全てのデータを取得してバックアップをとってから作業を行っております。
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既存LINE友だちの移行方法
エルメからUTAGEへの移行に際して多くの方が心配されるのが、
今繋がっているLINEの友だちはちゃんと引き継がれるのか？
という点でしょう。
この点に関してはご安心ください。
ユーザー側（友だち側）で再登録の手続きを踏んでもらう必要はなく、移行が完了すれば今まで通りそのLINE公式アカウントからメッセージを受け取ることができます。
ただし留意すべき点もあります。
例えば、エルメで友だち追加時にウェルカムメッセージを送っていた場合でも、UTAGEに切り替えた時点で既に友だちであるユーザーにはウェルカムメッセージは再送されません。
彼らは新規登録扱いにはならず、あくまで「既存の友だち」としてUTAGE上に存在する状態になります。
そのため、移行後初めての配信の際には、「システム移行のお知らせ」といったかたちで一言挨拶のメッセージを送るのも良いでしょう。
例：「※配信システムを変更しました。引き続き当アカウントから有益な情報をお届けします」など
こうしたメッセージは必須ではありませんが, 友だち側から見て急にメッセージの様子が変わったと戸惑わないよう、気配りとして検討してみてください。
なお、別のLINE公式アカウントに移行する場合（例えばエルメ運用時とは異なるアカウントIDのLINE公式アカウントを新たに取得しUTAGEで運用するケース）は、残念ながら友だちを自動で引き継ぐことはできません。
しかし多くの場合、同じアカウントでシステムだけ乗り換える方がリスクも低くスムーズですので、可能な限りアカウントは変更せずに進めることをお勧めします。
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移行作業時に注意しておきたいポイント
最後に、エルメからUTAGEへの移行作業を行う際に注意しておきたいポイントやコツをまとめます。
以下を事前に押さえておくことで、トラブルを避けスムーズな移行を実現しやすくなります。
移行のタイミングを選ぶ
エルメからUTAGEへの切り替えは、可能であればキャンペーン配信の谷間など比較的落ち着いた時期に行いましょう。
移行作業中は一時的に自動配信が停止したり設定変更が生じるため、重要な配信が控えているタイミングを避けるのが賢明です。
UTAGEの試用環境で事前検証
いきなり本番移行をする前に、UTAGEの無料トライアル期間を利用してシナリオの一部を試験的に構築し、使い勝手を確認しておくと安心です。
テスト用のLINE公式アカウント（または既存アカウントで一部ユーザーのみ対象にする等）で動作検証を行ってから本格移行することで、思わぬ不具合を事前に発見できます。
エルメ契約の解約タイミング
前述しましたが、エルメの有料プランを利用していた場合でも、すぐに解約せず移行後しばらくは契約を残しておくことをおすすめします。
過去データの確認や、万一UTAGEで問題発生時に一時的にエルメへ戻す（緊急避難的に）といったことも理論上は可能なので、完全に移行が完了し自信を持てるまでは保険を残しておくイメージです。
バックアップの徹底
- シナリオ内容
- タグリスト
- 友だちリスト
- 過去レポート
など、エルメから移行しないデータは全て事前にバックアップを取得しておきましょう。
特にビジネス上重要な顧客情報やメッセージコンテンツは、エクスポート機能やスクリーンショットで漏れなく保存し、移行後も参照できるようにしておきます。
移行後のモニタリング
UTAGEへの切り替え後、しばらくは配信結果やシステムの動作を綿密にモニタリングしましょう。
友だちから「メッセージが届かない」等の問い合わせがないか確認し、問題があれば迅速に対処します。
新しい環境に不慣れなうちは、手動配信と自動配信のスケジュール管理にも注意し、意図しないタイミングでメッセージが送られていないかなどもチェックすると安心です。
以上、エルメからUTAGEへの乗り換えを検討している方向けに、両ツールの違いから移行手順、データ引継ぎのポイントまで網羅して解説しました。
UTAGEの豊富な機能を活用して、ぜひこれからのマーケティング活動をさらに発展させてください。
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